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民事再生という選択肢は住宅のローンもある多重の債務に陥っているひとを対象に住宅を手放さずに経済的に再建するための公の機関を通した借金整理の方法として平成12年11月にはじまった法律です。77-3-15
民事再生制度には、破産手続きと違って免責不許可となる要素はありませんので散財などで債務がふくらんだ場合でも申請は問題ないですし、破産申請をしてしまうと業務が行えなくなる免許で仕事をしているような場合でも民事再生は可能です。77-13-15
破産の場合だと住んでいるマンションを手放さないことは許されませんし任意整理等では借金の元金は支払っていくことが必要ですので、住宅のためのローンも返しながら払っていくのは実際のところは簡単なことではないでしょう。77-15-15
民事再生という手順を選ぶことができれば住宅ローンを除く負債はかなりの金額を削減することができますので余裕をもってマンション等のローンを返済しながら残った債務を払い続けることもできるということです。77-10-15
とはいえ、民事再生という選択は任意整理または特定調停といった処理とは異なり一部分の負債だけを除外して処理することは不可能ですし破産宣告の際のように借金自体が消滅するわけでもありません。77-19-15
それから、他の方法に比べ手順が簡単ではなく手間もかかりますので住宅ローン等があって住んでいるマンションを手放せない時など以外の、破産手続き等のその他の整理方法がない時の最終的な手続きと見ておいた方がいいでしょう。77-1-15